睡眠時の頭や首を支えてくれる枕ですが、寝心地が悪かったり違和感を感じていたりなどの理由から、枕を使用しない場合やタオルなどの別の製品で代用している方もいるでしょう。
枕なしでの睡眠には、メリットとデメリットの両方が挙げられますが、身体への影響や寝姿勢・寝返りの観点から一般的にはおすすめはできません。
枕を使用して生じる違和感の多くは、枕の形や高さや使用されている中材が合っていないことが原因と考えられるため、自分に合った枕を使用することが重要です。
ただ、自分に合わせた枕の選び方や枕なしで寝るとどうなるのかが気になりますよね。
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枕なしで寝るとどうなる?向いている人と向いてない人
枕なしで寝ることは、向いている人と向いていない人がいますが、基本的には枕を使用した方が良いとされています。
理想の寝姿勢は『立っている姿勢と同じように、背中・首・頭の部位でS字を描く体勢』とわれていて、正しい姿勢は睡眠の質の向上や起床時の疲れを防ぐなどの効果が期待できます。
枕を使用すると首や頭を支えてくれるため、横になった際の身体への負担は少ないといえます。
ただストレートネックや、後頭部が平らな人には既製品の枕が高すぎて違和感を覚えることもあり、枕なしが寝やすい場合もあるでしょう。
一般的に特別な事情がある場合を除き、枕なしで寝ると水分や血液が循環しづらくなり、むくみの原因や睡眠の質の低下に繋がることもあります。
また枕がないと、首に余計な負担がかかり痛めてしまう可能性もあるので、基本的には枕を使用することは重要だといえるでしょう。
枕なしで寝るデメリットは?むくみや首を痛める原因にもなるので要注意
枕なしで寝ると、むくみの原因や首を痛める危険性などのデメリットに繋がる場合が多いと言われています。
この章では、枕なしで寝た場合のデメリットを解説します。
枕なしで寝るデメリット①むくみの原因になる
枕なしで寝てしまうと、血液の巡りが悪くなることで、むくみの原因になる可能性が高いです。
睡眠中は長時間同じ姿勢となることが多いため、低い位置にある部位の血流が停滞してしまうといわれています。
特に頭部は重力の影響を受けやすいので、枕が無い場合にはその分だけ頭の位置が下がり、結果的に心臓の位置よりも低くなってしまうでしょう。
心臓よりも頭部が低い位置にある時間が長いと、血流が滞り水分や血液が頭にたまってしまうことで、顔がむくんでしまう可能性があります。
枕を使用している場合でも低すぎる場合や塩分や水分を多くとっている日にはより顕著にむくみの影響が出やすいと言われているため注意が必要です。
枕なしで寝るデメリット②首に余計な負担がかかる
枕には首を支えてくれる役割がありますが、枕が無いと首に余計な負担がかかりやすくなってしまう場合があります。
枕が無いと首とマッドレスの間に空間ができ、頭を支える首や頸椎に負担がかかります。
枕が無ければ寝具と首の間が埋まらないので、首と頸椎それぞれへの負担が大きくなるだけでは無く、無理な位置で頭が固定されることで首の筋肉が凝り固まり寝違えに繋がる場合もあるでしょう。
また後頭部の位置が下がってしまうことで口呼吸が多くなるとも言われているので、場合によってはいびきの原因になることもあります。
枕なしで寝るデメリット③寝返りがうちにくくなる
首を支えてくれる枕が無い場合は、首へのサポートが無いため寝返りがうちにくくなってしまう可能性が高くなるでしょう。
一般的に睡眠時は20回から30回ほど寝返りをすると言われていて、同じ姿勢が続くことで起こる血行不良や、身体にかかる負担を分散する役割があります。
枕なしで寝る場合は、首へのサポートが無いため、首の可動域が狭く、身体全体が動かしにくくなります。結果的に寝返り回数の減少につながりかねません。
寝返りの回数が減ってしまうと、長い時間同じ姿勢で血液が滞たり、圧力が偏りすぎてしまうことで肩こりや腰痛に繋がる可能性もあります。
また枕が無いことで血液の循環が滞ると、寝ても疲れが取れない場合や、寝返るたびに大きな力がかかり、眠りが浅くなり睡眠の質の低下の原因になる場合もあるといえるでしょう。
枕なしで寝るメリットは?体型によってはいびきや首のシワに良い?
枕が無いことで生じるデメリットは多いですが、中には枕なしで寝る場合にもメリットがあると言われています。
この章では、枕なしで寝た場合のメリットを解説します。
枕なしで寝るメリット①首のシワができにくくなる
枕なしで寝た場合には、首のしわができにくくなる場合があります。
頭の位置が高くなる枕だと、仰向けでアゴを引いた状態になることが多いでしょう。
睡眠中にアゴを引いた状態が長時間続くと、目覚めた時には首のしわができやすくなるといわれています。
首にしわが出来てしまう場合は、枕が自分に合っていないことが考えられるでしょう。
枕なしで寝るメリット②いびき、肩こり、猫背、ストレートネックに効く場合も
枕なしで寝ると、人によっては体の不調の状態が良くなる場合もあります。
高い枕を使用している場合には、首の位置が上がることにより気道が圧迫され、いびきへ繋がったり、首の位置が高く固定されて猫背に繋がるケースがあるためです。
また平均よりも頭が前に出ている状態のストレートネックの人は、枕を使わないことで首を矯正したり頸椎のカーブが正しく描かれるようになるケースもあるようです。
枕をなくして不調が改善されたように感じても、枕がないことで生じる首への負担が増加したり、睡眠の質の低下に繋がるケースもあるでしょう。
枕が苦手で枕を使用したくない人には、例えば一般的な枕の高さよりも低めに作られた以下のような製品があります。
価格 | 8,580円(税込) |
---|---|
サイズ | 約 幅70×奥行47×高さ0.8cm |
中素材 | 立体メッシュ:ポリエステル100%、パイプ:ポリエチレン100% |
側生地 | 綿100% |
カバー素材 | 無し |
受取り | 自宅にお届け |
種類 | ポケットタイプ |
お支払い方法 |
どうしても枕が苦手な人や使いたくない人、普段タオルを枕代わりにしてる人におすすめの枕です!
枕なしで寝るのはよくない場合が多い!失敗しない枕選びのポイント
枕を使わない睡眠には、身体への不調や睡眠の質の低下に繋がる可能性が高いですが、枕を使用しない人の理由は何でしょうか。
まくら株式会社で、枕にお悩みの人11万人に調査した結果、枕を使っていない人の割合は、『6.14%』でした。
枕を使っていない人は、以下の理由から使っていないようです。
・もともと枕をつかわない。
・バスタオルを枕にしている。
・枕の高さに違和感がある。
・使っても外してしまう。
このように枕を使用しない理由の多くが、「自分に合う枕が見つからない」「バスタオルを枕に使用している」でした。
そこでこの章では、自分に合う枕を選ぶための失敗しないポイントを解説します!
枕の選び方①首に負担がかかりにくい高さを選ぶ
理想の寝姿勢を保つためには、枕の高さを自分の年齢や性別に合わせて首に負担がかからないように選ぶことが重要です。
首に負担がかからない高さの枕を選ぶためには、体格や寝姿勢等に考慮する必要がありますが、基本的には睡眠時に首がS字カーブを描くかどうかを意識する必要があるでしょう。
枕の高さは例えば以下のような選び方が考えられます。
枕の高さ | 体格 |
---|---|
高めの枕 | 男性やがっしりした体格 |
低めの枕 | 女性などの華奢な体格 |
自身の体型をもとに選ぶ際には、男性やがっしりした体格の人は首の深さが低くS字カーブがハッキリとしていることが多いので高めの枕の方が合う場合が多いと言われています。
女性や華奢な体型の方は首の深さが高い傾向にあるため、低めの枕の方が安定する可能性が高いでしょう。
体型以外にも、普段の自分の寝姿勢に注目して選ぶ際には以下のような選び方があります。
枕の高さの基準 | 寝姿勢 |
---|---|
首の骨が緩やかにS字を描くような高さ | 仰向け |
首の骨がまっすぐになるような高さ | 横向き |
寝姿勢によって首に負担の少ない枕の高さは異なりますが、仰向けの場合には横から見た骨の形がS字を描くような高さで調整し、横向きの場合は頸椎と腰椎が直線状になるような高さが理想的です。
枕の高さは自分の体格によりそれぞれ異なります。
枕を購入する際には、タオルなどで高さを調整しながら自分に合うおおよその基準を知っておくとより選びやすくなるでしょう。
枕の選び方②首と寝具の隙間が埋まるくい柔らかさで選ぶ
枕を選ぶ際には、枕の柔らかさも考慮することが重要です。
同じ枕でも人によって感じ方も違いますが、一般的には少し硬く感じるくらいの枕が、首への負担が少ないと言われています。
それ以外にも、正しい寝姿勢が維持できることと、寝た時の自分の好みが合うかの2つが枕の柔らかさを決める上で重要です。
自分が立っている時の姿勢と同じ状態が寝姿勢としては理想ですが、理想の姿勢を維持するためには、寝ている際の首と寝具の隙間を適度に埋めることのできる適度な柔らかさの枕がおすすめです。
柔らかすぎる枕だと首と寝具の間の隙間を埋めることは出来ますが、沈み込みすぎて寝返りを上手くうつことが出来なくなって寝苦しい可能性があります。
一方で枕が硬すぎる場合は、頸椎を圧迫してしまうので血流が滞り、脳の血液不足で頭痛に繋がったり、頭や首に当たって痛いと感じてしまう可能性も高いです。
そのため首と寝具の間にある隙間を十分に埋められて、寝返りがうちやすく、痛みや違和感を感じない程度の柔らかさの枕を選ぶと良いでしょう。
また自分の好みに合わない柔らかさだと、睡眠の質に影響を与える場合もあるので、寝姿勢の維持に加えて自分の好みに合うかどうかにも注意して選ぶのがおすすめです。
枕の選び方③眠りやすい素材のまくらを選ぶ
枕の中に使用されている素材によっては、特性が大きく異なり、寝室環境やお手入れの頻度に合わせた製品を選ぶことも重要です。
枕の素材には例えば以下のような種類があります。
枕の素材 | 硬さ | 通気性 | 寿命(年) | 洗濯 |
---|---|---|---|---|
高反発ウレタン | 普通 | △ | 2~3 | △ |
低反発ウレタン | 柔らかめ | ✕ | 2~3 | ✕ |
ラテックス | 普通 | 〇 | 2~3 | △ |
高反発ファイバー | 硬め | ◎ | 3~4 | ◎ |
ポリエチレンパイプ | 硬め | ◎ | 5~6 | ◎ |
羽毛 | 柔らかい | 〇 | 3~4 | △ |
羽根 | 柔らかい | △ | 3~4 | △ |
そば殻 | 普通 | 〇 | ~1 | ✕ |
ポリエステルつぶわた | 柔らかめ | △ | 3~4 | ◎ |
羊毛(ウール) | 普通 | △ | 2~3 | ◎ |
極小ビーズ | 柔らかめ | ✕ | 3~5 | ◎ |
ヒノキ | 硬め | 〇 | 1~2 (香りは数か月程) |
◎ |
通気性が高いかどうかは年間を通して使用できるかどうかの目安になります、洗濯ができるかどうかによってお手入れのしやすさや清潔に保ちやすいかが変わってきます。
自分の住んでいる地域や自身の生活に適した素材を選ぶと、快適に使用することが出来るでしょう。
枕が合わないと感じる人に!人気の枕おすすめ厳選5選
枕を実際に選ぶ際には、自分に合った製品を購入したいですよね。
ただ、それぞれのブランドやお店で扱っている枕の種類は多いですし、特長もそれぞれ異なるので、どの製品を購入すれば良いのかを迷ってしまう人も多いでしょう。
そこでこの章では、枕を使うことを止めてしまった人や、枕が合わないと感じる人におすすめの枕を解説します!
スマホで作れる自分だけの枕|THE PILLOW
最安価格 | 27,500円 |
---|---|
サイズ | 約 横66×縦45×マチ9㎝ |
中素材 | つぶわた・キューブウレタン(2種類)・ モチコロール(2種類)・ハードパイプ |
側生地 | 上面:ポリエステル95%、ポリウレタン5%・ 側面・底面:綿100% |
カバー素材 | 上面:ダンボールニット生地 (ポリエステル79%、レーヨン17%、ポリウレタン4%) 側面・底面:帆布生地(綿100%) |
受取り | 自宅にお届け |
種類 | ポケットタイプ |
お支払い方法 |
自宅でつくれる、自分だけの枕
オンライン上の「枕診断」をするだけで70万通りの中から自分に合う枕を提案してくれる無重力のような浮遊感が魅力の枕です。
最適な素材を1g単位で詰める量を算出し、7つに分かれたポケットに入れるため自分に合った高さ・硬さ・形状の最適な枕を自動で提案してくれます。
安心の日本製で優しい肌触りのカバーで、高級感のある見た目の枕を全7種類の中から選ぶことが出来るので、自分の部屋に合わせた色を選ぶことができるでしょう。
高さ調節ができる|とにかく柔らかい枕
最安価格 | 6,980円 |
---|---|
サイズ | 約 幅63×奥行43×高さ13-15cm |
中素材 | ポリエステルわた100%(やわ綿極み) |
側生地 | 綿100%(アミアート加工) |
カバー素材 | 綿100%(アミアート加工) |
製造 | 日本製 |
お手入れ方法 | 枕本体は、ご家庭で手洗いできます。 |
お支払い方法 |
とにかく柔らかい枕が好きな人のための枕
マシュマロのようなもちもちの感触でとにかく柔らかいことと、ファスナー付きで中わたを出して高さも調整できるのが特長の枕です。
枕本体とカバーに「アミアート加工」というアミノ酸でトリートメントされた生地を採用していて、摩擦から肌や髪を守ってくれます。
また、アミアート加工によって素材の菌の繁殖を防いだり、防臭効果も期待でき、ふんわりとした優しい肌触りの綿を素材として使っているため、肌への刺激がほとんどありません。
吸湿性も高いので、乾燥が気になる寒い季節でも安心して使用することが出来るでしょう。
肩口がアーチ型で肩にフィット|iiyume
最安価格 | 11,000円 |
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サイズ | 約 幅63×奥行38(中央部35)×高さ8cm(首元) ・高さ10cm(両脇の最も高い部分) |
中素材 | モチコロール® (ポリオレフィン系複合樹脂) ネックポケット用 モチコロール 小 スマートスロープエリア用 モチコロール 大 |
側生地 | ポリエステル100% |
カバー素材 | 綿95%、ポリウレタン5%(綿ニット) |
製造 | 日本製(側生地:中国製、加工・仕上げ:日本) |
お手入れ方法 | 手洗いによる丸洗いが可能です。 |
お支払い方法 |
肩や首をもっちりパイプ素材がサポート
首への負担を最小限に抑えられるように、頭の重さを頭部と頸椎全体で支える構造で、高さも自由自在に変えることができる枕です。
中に詰められているモチコロール素材は、柔らかすぎず硬すぎず丁度良い柔らかさで、通気性や耐久性にも優れているので快適な睡眠をとることができるでしょう。
形状も特徴的で、肩のラインに沿った流線型のカーブで枕と体の間に隙間が生まれにくく肩にもフィットするため、寝返りもしやすくなっています。
寝返りしやすい高反発|エアウィーヴ ピロースリム
最安価格 | 13,750円 |
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サイズ | 約 幅80×長さ33×厚み5~7cm |
中素材 | エアファイバーR(ポリエチレン100%) |
側生地 | ポリエステル100% |
カバー素材 | ・表地=ポリエステル100% ・内パッド=ポリエステル65%/綿35% ・中わた=ポリエステル100% |
製造 | 日本製 |
お手入れ方法 | エアファイバーは水洗い可能。 |
いつでもシャワーで洗い流せる寝返りしやすい反発力
ストレートネックの方や低めの枕が好きな人におすすめで、後頭部全体に負担がかかりにくいのが特長の枕です。
幅広く薄めの構造で適度な反発力があるため、頭が沈み込み負担がかかってしまうことを防いだり、寝返りをサポートしてくれるので筋肉量が少ない女性の方でも安心して眠ることができるでしょう。
枕の中には硬めと柔らかめの2枚のシートコアが入っているので、シートコアを抜き差しすることで高さや硬さを微調整することもできます。
寝返りしやすいフラット型|ヨコムキーネ
最安価格 | 6,480円 |
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サイズ | 約 幅60×奥行き35×高さ8.5cm |
中素材 | ウレタン |
側生地 | 綿100% |
カバー素材 | 綿60%、アクリル25%、ポリエステル10%、ポリウレタン5% |
製造 | 日本製 |
お手入れ方法 | [本体]汚れたら、濡れたやわらかい布で拭き取ってください。お洗濯はできません。 |
お支払い方法 |
横向き寝でしか寝れない人の為につくられた枕
横向きでも寝返りがしやすいフラット構造の、横向き寝の人のための枕です。
枕に段差や高低差が無いフラット構造なので、寝返りを妨げることなく力を入れずに、したい時に自然と寝返りをうつことが出来るでしょう。
高さが肩幅を基準としているので、横向き寝でも肩に負担がかかりませんし、中に入っているウレタンシートを出し入れすることで高さも調整することができます。
【Q&A】枕なしで寝るとどうなる?枕なしに関するよくある質問
さて、最後に枕なしに関するよくある質問をそれぞれ解説します。
ここで枕なしに関する疑問を解消して、あなたにぴったりの寝具を選びましょう!
枕なしで寝ると調子がいいのはなぜ?
合わない枕での睡眠は身体へ悪影響が生じる場合もあり、枕なしで寝ることで寝やすく感じることがありますが、根本的解決にはならないことが多いといわれています。
高すぎる枕を使用している場合には、首の位置が上がり気道が圧迫されるので、いびきや猫背に繋がる場合もあるでしょう。
またストレートネックの人は、普通の状態よりも頭が前に出ているため枕がない方が調子がよく眠れると感じる場合もあるようです。
ただし合わない枕を使用して発生した症状や、身体の歪みによる症状が枕なしで改善に向かった場合にも根本的な解決にならないことが多いと言われています。
枕がないと寝返りがしにくくなったり、首への負担が大きくなるので、自分に合った枕の購入を検討しましょう。
枕が苦手な人には、低めに作成された枕やストレートネックの人にもおすすめの枕があるため、どんな人でも基本的には枕を使用することが重要です。
枕なしで寝ると痩せるの?
枕なしで寝ると痩せるという情報は無く、むしろ顔がむくんでしまったり首や肩が凝ってしまうこともあるので注意が必要です。
睡眠中は長時間同じ姿勢になることが多いため、低い位置にある部位の血流は停滞してしまいます。
枕なしで寝ると、心臓よりも低い位置に頭がくることもあり、睡眠中に血液の巡りが悪くなりむくみの原因となる場合があります。
塩分や水分を多くとった日にはむくみがひどくなりやすいので、より注意が必要です。
また、枕なしで寝ると顎を引いた状態になりにくいことから、首のしわができにくくなると言われていますが、その場合は元々の枕があっていない可能性が高いでしょう。
自分に合わせた高さの枕であれば、首のしわが出来ることは少ないですし、枕なしの場合の身体の不調や睡眠の質の低下には繋がりにくくなるため、自分に合わせた枕の購入がおすすめです。
枕を使わないで寝るとストレートネックになる?
枕を使わないで寝た場合には、頸椎に負担が大きくかかるため、ストレートネックの人はもちろん、ストレートネックではない人も避けた方が良いでしょう。
枕なしの状態は、後頭部が安定せず、頸椎への負担が大きくなってしまうため、場合によってはストレートネックをさらに悪化させたり、ストレートネックになりやすくなる可能性も高いです。
自分に合った枕であれば問題はありませんが、枕が高すぎたり、逆に低すぎたりする場合には頸椎を痛めてしまう可能性が高いと言われています。
枕が苦手な場合はタオルを用いたり、低い枕やストレートネックの人におすすめな枕を使用することがおすすめですよ。
枕なしで寝ると、翌朝のむくみや首の負担がかかる!自分にあった枕を選びましょう
枕なしで眠ると血流が滞りむくみに繋がったり、首に負担がかかってしまう可能性が高くなってしまいます。
自然な寝姿勢を維持するためにも、枕は基本的にあったほうが良いですが、枕があると逆に不快に感じる方は、なるべく低い枕やタオルを使って首への負担を軽減しましょう。
枕を選ぶ際には、自分の体格や好みに合ったもので、体になるべく負担のかからないような高さや柔らかさで選びましょう。
自分に合った枕選びで快適な寝心地を手に入れましょう!