両サイドがない筒形式
「そろそろ枕カバーを買い替えたいが、使っている枕にあう枕カバーはどれだろう?」
「正直、枕カバーの種類が多すぎて何を買えば良いのかわからない…!」
「枕カバーってどうやって選べばいいの?どんな種類があるの?」
とお悩みの人はいませんか?
最近では睡眠への関心が深まり、枕の種類も増えてきていますが、枕カバーもさまざまな種類が出てきて、どれがあうのか迷ってしまいますよね。
この記事では、枕カバーの選び方をプロ目線でわかりやすく解説し、お手入れ方法やおすすめ商品などもご紹介していきますね!
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枕カバー選びはサイズと素材に注目するのがおすすめ
なぜなら、枕カバーの「サイズ」を気にせずに買ってしまう人が以外と多く、実際使おうとしたらあわずに使えなかったということがあるからです。
そのような残念なことにならないように枕カバーのサイズの確認が大切です。
つぎに「素材」ですが、自分にとって気持ちがよいものでないと寝心地に大きく影響してしまう可能性もあります。
睡眠中に直接、肌と触れあっている枕カバーなので素材選びも重要です。
それでは、枕カバーの選び方について詳しく解説していきますので、ぜひ枕カバー選びの参考にしてみてくださいね!
そもそも枕カバーの使用をおすすめする理由とは?
というのは、枕カバーは、毎日交換したほうがいいと言われるくらい、たくさんの汗を吸い込んでいるからです…!
- 寝汗・頭皮や顔から分泌される皮脂・よだれなどで汚れている。
- 枕本体を洗えない素材や洗えても面倒なものが多い。
- 枕カバーを使うことで枕本体を長持ちさせることができる。
- 枕カバーのみをこまめに洗濯できる。
このような理由から、枕カバーの使用が必要なのです。
汚い枕を使っていると不快感から、睡眠にも悪影響がでてしまいますので、枕カバーを使用して清潔な状態を保ちましょう!
まず、すぐすぐオススメの枕カバーを知りたい人は、次の記事をご覧ください!
それでは、どのように枕カバーを選べばよいかについてお話していきますね。
【ポイント1】まず、使っている枕とぴったりの枕カバーサイズを選ぶ
基本的に、枕カバーのサイズは、「枕本体と同じサイズ」を選びます。
というのも、枕カバーが大きすぎると、枕がずれてしまい、寝ているうちに頭が落ちてしまったり、寝返りの際に気になって目が覚めてしまったりするのです。
また、反対に枕カバーのサイズが小さすぎると、枕本体の素材が窮屈になり高さがでてしまったり、素材の特性が失われてしまったりします。
このように、睡眠にも影響してしまうので、枕にぴったりあったサイズの枕カバーを装着することが大事なのです!
大きくわけると枕カバーは、下記の「4種類」となります。
早速、お使いの自分の枕のサイズにあった枕カバーを探していきましょう!
主流のサイズ:63×43㎝
男女ともに使える一般的なサイズです。
その為、市販の枕カバーが多く、種類やデザインが多いのでお好みの枕カバーを選びやすいです。
小さめサイズ:50×35㎝
63×43㎝よりも一回り小さく、コンパクトで、ベッドでもスペースをとりません。
昔はこのサイズが主流だったため、そばがら枕や旅館などの枕に使われています。
大きめのサイズ:70×50㎝
63×43㎝よりも一回り大きいゆったりと余裕のあるサイズで、ホテルでよく使われているタイプです。
たっぷりボリュームがあり、贅沢感があります。
横長サイズ:100×43㎝
63×43㎝よりも横幅が長いサイズで、1人でも、お子さまやパートナーなどと2人で添い寝してもお使いいただけるワイドタイプです。
1人で使用する場合には、寝返りしても頭が落ちる心配がありません。
幅広タイプなので、シングルサイズのお布団だと少しはみだしてしまいます。
数少ないサイズですので、カバーの種類は限られてしまうかもしれません。
以上が枕カバーサイズのメイン4種類です!
その他のサイズとして、上半身から体を預けられる大きめサイズの80×80㎝やジュニアサイズの40×29㎝や特殊な形の枕などもあります。
その他のサイズの枕につきましては、専用カバーを使いましょう。
もしくは、筒形の伸びる素材のフリーサイズのカバーや、幅広いサイズに適用しているゴムが周囲に入ったワンタッチタイプの枕カバーなどをお使いいただくことをオススメします。
そもそも枕カバーサイズの測り方は?
その理由としては、枕カバーのサイズは実寸サイズで記載されているからです。
枕が入っている状態の仕上がりサイズで計測すると、厚みがありふっくらしているため、実際のサイズよりも小さめとなってしまいます。
ですから、必ず中身を取り出し計測してくださいね!
枕カバーがない枕の場合は、できるだけピンと伸ばして端から端までの側生地のサイズを計測します。
以上が枕カバー選びで大事なポイントの1つめ目のサイズについてでした。次に2つ目のポイントの素材選びについて説明していきますね!
【ポイント2】寝心地に大きく影響する枕カバーの ”素材” で選ぶ
なぜなら、肌に触れる枕カバーの素材は、寝心地に大きく影響するからです。
具体的に「ふわっとした素材が好き!」「洗濯機で洗濯できる素材がいいな。」などと使う人それぞれで好みも違います。
実際に枕カバーで使われる素材は、下記の通りたくさんあるんです!
実際に素材によって、寝心地などが変わってくるので、それぞれの素材について詳しく説明していきますね!
素材によっては、お使いいただく季節やお手入れ方法なども選ぶときのポイントになります。
素材1|コットン生地(綿)
昔から洋服や寝具カバーなどでも使用されており、一般的な馴染みのある素材です。
天然素材ならではのやわらかさがあり、さらっとした手触りで通気性にも優れています。
お手頃価格で洗濯しやすいですが、繰り返し洗うと縮みやすくなるデメリットもあります。
素材2|タオル地(パイル素材)
主に綿でできており、表面は小さいパイル地でループ状となっているため、吸収性に優れています。
ふわふわと肌ざわりがよく気持ちがよく、洗濯機でも洗えて乾きやすいので扱いやすい素材です。
普段、枕にタオルを敷いて使用している人にもおすすめです。
素材3|ガーゼ生地
粗めの平織りの生地の為、蒸れにくく吸水性・通気性に優れています。
夏は涼しく、冬はあたたかいので、一年通して快適に使用できます。
薄手で軽量でやわらかい肌ざわりですので、小さいお子さまにも安心して使える生地です。
最近では、生地を重ねたダブルガーゼの枕カバーなどもよくみかけるようになりました。
素材4|リネン生地(麻素材)
天然素材の繊維で、通気性・保温性に優れており、サラッとし涼しい感触が特徴です。
使い込むごとにやわらかくなりますが、洗濯するとしわになりやすいというデメリットもあります。
枕カバーだけでなく、敷きパットなどでも人気があり、蒸れにくく夏場に活躍する素材です。
素材5|シルク生地
日本語で「絹」とも呼ばれます。
蚕からとった動物繊維で、タンパク質でできている素材のため、髪や肌に優しいのが特徴です。
天然素材のため、高価な物が多いですが、現在は、片面のみシルクの枕カバーなどもあり、とても種類が増えてきてお買い求めやすいカバーもでてきました。
高級感があり、光沢がありなめらかな素材で最近、特に女性や美容に関心が高い人に人気の素材です。
繊細な素材な為、手洗いしかできない場合が多いので、お手入れ方法には注意が必要です。
どちらも光沢がある布という点では同じですが、根本的な違いがあります!
シルクは、生地の素材の名前ですが、一方で、サテンは素材の名前ではなく、生地の織り方の名前なのです。
サテンとは、絹やナイロン、ポリウレタン、アセテート、ポリエステル、綿などの糸を使って作った繻子(しゅす/朱子)織りでできた布のことを言います。
見た目では区別が難しいですが、布をこすり合わせたときに「キュッキュッ」と音がする方がシルクです。
素材6|ポリエステル生地
サラサラとした肌ざわりでシワになりにくい利点があります。
価格は比較的、お手頃なカバーが多く、化学繊維のため、速乾性があります。
デメリットととしては、吸湿性はやや劣っています。
素材7|メッシュ生地
メッシュとは、元々、英語で「ふるいの網目」という意味のメッシュ構造のことです。
網目の隙間があるので、風を通しやすく熱を逃がすので、蒸れにくい特徴があります。さらっとしていて爽快感があります。
速乾性があり、乾きやすいので夏場におすすめです。
素材8|ベロア生地
美しい光沢とこまかい毛羽をもち、ふんわりとしたなめらさが特徴です。
頬ずりしたくなるような肌ざわりで、保湿性の高く上品で高級感があります。
夏場は暑く感じることもありますので、冬にあたたかさを感じたい人におすすめです。
素材の説明は以上になります。
もう一度、素材をまとめると次の通りです!
では、具体的におすすめのカバーをみていきましょう!
寝心地が良い素材別おすすめの枕カバー4選
素材の違いについてはわかったけど、実際にどんな枕カバーがあるのかな…と思った人もいるのではないでしょうか。
枕カバーの購入を検討されている人は、参考にしてみてください。
薄手Tシャツ素材の柔らかピローケース
Tシャツの柔らかさと使い心地が枕カバーに
綿100%の伸縮性のあるニット生地で、枕にフィットして普段使いに最適です。
まさにTシャツそのもの!柔らかさと使い心地のよさを感じてみてください。
ファスナー式なので、枕がずれにくく使い勝手のよい枕カバーです。
洗濯もしやすいので、こまめに洗濯したい人におすすめです!
Fab the Home ダブルガーゼ ピローケース
ふんわり優しく、夏場と冬場の両方対応
ふんわり優しい肌触りの2重ガーゼの枕カバーです。
しなやかで優しい肌ざわりですが、2重にすることでしっかりした作りの枕カバーです。
夏場はさらっと、冬場はあったかく年間通して快適に使えます。
封筒式なので出し入れしやすく、季節ごとに買い替えるのが面倒な人におすすめです。
Fab the Home ダブルガーゼ ピローケースの詳細を見てみる
Kinumin シルク 枕カバー
安心の日本製!高品質シルク枕カバー
絹の上品な光沢をいかすため「朱子織り(しゅすおり)」という光沢の表現が美しい織り方を採用した、吸湿性と放湿性に優れた贅沢な寝心地。
なめらかで柔らかな絹繊維は、摩擦が少なく髪や肌の傷みを抑えてることができ、寝ぐせもつきにくくなります。
タテ糸に絹糸を、ヨコ糸には綿糸を使用することで、耐久性があり洗濯機で丸洗いができます。
寝ているだけで肌も髪も麗しくなれるシルク枕カバーなので、気になる人はクリックしてみてくださいね!
Kinumin シルク 枕カバーの詳細を見てみる6,600円
毎日ピロケース
最安価格 | 1,280円 |
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サイズ | ニット素材・パイル素材:約 幅53×奥行34cm 冷感素材:約 幅63×奥行40cm (対応まくら:幅50×奥行30~幅70×奥行50cm) |
素材 | ニット素材:綿95%、ポリウレタン5% (さらっとした感触の綿ニット生地) パイル素材:綿100%、グランド部分ポリエステル90%、ポリウレタン10% (肌触りの良い綿素材、しっかりした綿パイル) 裏側:ポリエステル85%、ポリウレタン15%冷感素材:ナイロン90%、ポリウレタン10% (表面がひんやり冷たい、接触冷感値 Q-MAX0.4の生地) |
仕様 | 小さめのサイズから大きめのサイズまで1枚で幅広いサイズに対応します。 伸びる素材だからキレイにフィット。たるみやシワが出来ません。 軽く引っ張ることができ、着けるのも外すのもすごく簡単です。 |
お支払い方法 |
様々な枕に対応する万能枕カバー
さらっとした綿ニット生地と肌ざわりのよいしっかりとした綿パイル素材、ひんやり冷たい冷感素材の3種類から素材が選べます。
シャワーキャップのようにかぶせるタイプなので、幅広いサイズに対応していて、装着も楽ちんです!
毎日枕カバーを洗濯したい人におすすめです!
枕カバーの人気ランキングもチェック!
気になる人は、こちらからランキングも確認してみてください!
以上が寝心地の良いおすすめの枕カバーでした。
もっと詳しくおすすめの枕カバーを知りたい人は、こちらもご覧くださいね!
続いて、もっと枕カバー選びにこだわりたい人へチェックするポイントをお話していきますね!
もっと枕カバー選びにこだわりたい人が見るべき2つのポイント
こだわりポイント1|枕カバーの種類(装着方式)も見てみよう
枕カバーの種類はいくつかありますが、主にファスナー式と封筒式の2種類となります!
具体的にどのような違いがあるのかみていきましょう。
ファスナー式
枕カバーの側面にファスナーがついていますので、そこから枕の出し入れすることができます。
枕がすっぽり枕カバーに収納されるので、寝ている時にカバーのズレなどが気になって目が覚めてしまうようなことが少ないかと思います。
縦横2・3㎝ほど余裕をもたせた大きさでつくられていますので、枕にちょうどよくフィットします。
ファスナーの金属などが肌にあたっていたいと感じる人もいるかもしれません。
封筒式
側面に開いており袋状になって、枕を覆うタイプです。
枕をいれて横の長い部分を下にしっかり折り込んで使用します。
横サイズは、20センチほど余裕をもったサイズとなっているので、縦のサイズのみがあっていれば、横幅のサイズより大きければ問題なく使用できます。
出し入れしやすいのが利点ですが、しっかり折り込まれていない状態で、頻繁に寝返りをすると、枕がずれてきてしまう場合があります。
封筒式の枕カバーが多く販売されており、シンプルなデザインが多いです。
ファスナーなどがないため、金属が肌にあたる心配もありません。
こだわりポイント2|機能性
素材だけでなく特別な機能をもたせた枕カバーもあります。
お悩みに応じて機能性のあった枕カバーを選びましょう。
吸水性・吸汗性
吸水性・吸汗性のある枕カバーは、汗を素早く吸収して乾かし、就寝中にかく汗や湿気を吸ってくれるため、蒸れが少なくベタつかずサラッとした状態を保てます。
特に頭の汗の量が多くなる夏場に活躍する機能です。
寝汗をかきやすい人、汗っかきのお子さまなどにおすすめです。
抗菌・防ダニ・防臭加工
抗菌・防臭加工のある枕カバーは、頭の皮脂のイヤな匂いや汗などの匂いを軽減してくれ、衛生面にすぐれた機能で、洗濯しても効果が持続します。
加齢臭が気になる世代の男性におすすめです。
清潔にたもてるため、お肌に敏感な人やアレルギーがある人は、防ダニ加工がおすすめです。
隙間の少ない高密度な生地が、ホコリ・ダニの侵入を防止します。
このように、うれしい機能性も兼ね備えた優秀な枕カバーもたくさんありますので、確認してみてくださいね。
素材・機能性の特徴につきましてはおわかりいただけましたでしょうか。
次に枕カバーのお手入れ方法や洗い方についても詳しく説明していきます。
枕カバーのお手入れ方法や洗い方
頻度としては、少なくても週に1.2回程度、洗濯することが理想です。
なお、夏など汗をかきやすい時期は通常よりも洗濯頻度を増やすことをおすすめいたします。
それでは、枕カバーのお手入れ方法のポイントを説明していきますね!
枕カバーの洗い方
枕カバーの素材によって洗濯方法が異なります。
洗濯機で洗えるものか、手洗いなのかを確認しましょう。
お洗濯可能な場合にも、素材を傷めないよう洗濯ネットに入れることを推奨いたします。
汚れや臭いがひどい時には、つけおき洗いをしましょう。
洗面器に40℃前後のぬるま湯に洗剤をとかして、枕カバーを入れて馴染ませて1時間程度つけおきします。
つけおき後に再度、洗濯表記に沿って洗濯機もしくは手洗いでお洗濯をします。
枕カバーの干し方
枕カバーはお洗濯後、しっかりシワを伸ばして干しましょう。
日に当たると痛んでしまう素材(シルク・綿・リネンなど)もありますので、日陰に干しましょう。
また、色落ちする素材もありますので、裏返して干すことがポイントです。
正しいお手入れ方法・洗い方をすることで枕カバーが長持ちしますので、ぜひお試しくださいね!
おわりに|選ぶうえで大事なポイントは2つ!サイズと素材から考えてみましょう!
最後にまとめると次の通りです。
枕カバーを選ぶときには、目に入るデザインやカラーなどに目がいきがちですが、まずは、「サイズ」と「素材」が枕カバー選びにとって重要なのです!
ここまでの記事が、枕カバー選びのご参考になりましたら幸いです。
自分の枕にあったサイズ・素材の枕カバーをみつけて、快適におやすみくださいね!