枕をはじめとする寝具・睡眠グッズの企画開発、及びインターネット販売を行っている、まくら株式会社(千葉県柏市、代表:河元智行)は、備蓄時、災害時に圧縮梱包によって場所をとらず、避難所などでの就寝時に貴重品を収納することができる「災害備蓄枕」を2021年1月30日(土)に発売しました。
まくら株式会社では、2018年の西日本豪雨、2019年に千葉県を中心に被害が出た台風15号、2020年の熊本豪雨などの災害時、避難所生活を送る方や被災の影響で寝具を失った方へ枕の無償提供を行って参りました。
避難所には飲料水や非常食、寒さを凌ぐための毛布が備蓄されています。しかし、多くの場合「枕」の備蓄はありません。避難所でも「睡眠」は大切なもの。「よく眠る」ことは体も心も前を向くのにきっと役立つはずです。
そのような気持ちで幾度も支援を行う中、直面したことは、「届ける」ことの大変さ。
被災地では道路が通行できない状態となることが多く、通路が限られます。水や食料などの他の救援物資に加え、自衛隊の方やボランティア活動を行う方などの車両が行き交う中、「サイズの大きな物資」である枕を届けること、配布することは、簡単ではありません。
また、サイズが大きいことは、避難所への輸送・配布だけの問題ではありません。
防災への関心の高まり・都市部での帰宅困難の経験から、すでに防災用品は避難所や自宅だけのものではなく、企業での備えも必須となっています。東京都で施行された「東京都帰宅困難者対策条例」では、災害時に従業者が3日間滞在できる備えをするよう企業に努力義務を課しています。
しかし、企業が防災用品の備蓄に充てられるスペースはそう大きくありません。また、「普段は使わないけれど、いざというときすぐに必要」という防災用品の特性から、多くの企業が備蓄方法に悩んでいます。
そのような様々な問題を解決するため、また、災害という誰にとっても不安な状況の中で生活基盤のひとつである「睡眠」を支えるため、私たちまくら株式会社が経験を活かし製作した枕が「災害備蓄枕」です。
「災害備蓄枕」は、まるで本のような見た目の圧縮された枕。A4サイズとほぼ同じ大きさの箱に入っており、オフィスの棚や各自のデスク引き出し・ロッカーにも収納することができます。また、かさばらないので、持ち運びや配布も速やかに行うことができます。
そのコンパクトさから企業だけでなく、ご家庭での備蓄用としても役立ちます。ご家庭での備蓄では備蓄時の省スペース・避難時の荷物軽減が重要となりますが、災害備蓄枕はコンパクト設計なので、収納や持ち運びに大きなスペースは必要ありません。
さらに、枕本体にはファスナー口があり、外箱を枕の下面に収納して使用可能。外箱の中には貴重品などを入れることができ、枕のファスナー口を首元に向けて使うことで貴重品の盗難予防としてご利用いただけます。
パッケージサイズは、幅23.5×長さ29×厚み5.5cmのA4ファイルサイズ。
枕のサイズは、幅45×奥行35×高さ6(最大11.5)cmです。
価格は、税込3,850円。
販売は、枕と眠りのおやすみショップ!楽天市場店他、まくら株式会社の直営オンラインショップにて、2021年1月30日(土)より行っております。
また、法人や団体さま向けに、10個単位、100個単位での販売も行っております。
【 商品概要 】
■商品名 災害備蓄枕
■販売価格 3,850円(税込)
■中素材 ポリエステわた100%(インビスタ社 ダクロン(R) ソフトアズクラウド)
■側生地 綿53%、アクリル系47%(防炎生地)
■サイズ
パッケージ:約幅23.5×長さ29×厚み5.5cm(A4ファイルサイズ)
枕:約幅45×奥行35×高さ6(最大11.5)cm
■製造 日本製
■取り扱いショップ
枕と眠りのおやすみショップ!楽天市場店
単品販売
10個単位での販売
100個単位での販売
枕と眠りのおやすみショップ!Yahoo!ショッピング店
単品販売
10個単位での販売
100個単位での販売