夏眠れない悩み解消！エアコンの設定温度と頭が涼しい枕で徹底対策

「夏の夜は、暑くてなかなか寝付けない…！！」

「寝苦しくて夜中、目が覚めてしまう…！」

…など、夏の夜の睡眠について悩みをかかえている人も多いのではないでしょうか。

日本の猛暑日は年々増え、2024年7月の平均気温は観測史上最高を記録しましたが、今年も記録的な暑さになる予想です。

そんな夏の熱帯夜は、寝つけない・疲れが取れないなど睡眠の悩みも多く、さらには熱中症になるリスクも高まります。

そこで、この記事では、夏の夜でも快適な睡眠をとるための正しいエアコンの設定温度をプロ視線で解説し、枕や寝具で涼しく保つ方法まで詳しく紹介していきます！

夏の夜、眠れない理由

夏の夜は暑さと湿気で体がなかなか冷えず、体が十分にリラックスできないため、眠りにつきにくくなります。

部屋がとても暑かったり湿気が高いと、体の中の温度が下がらず、すぐに眠りにつけなくなります。さらに夜中にも何回も起きてしまいます。

このようによい睡眠がとれないと、免疫力の低下や疲労感、集中力の低下など健康にも悪影響を及ぼします。

そうならない為にも、寝室でのエアコンの活用や通気性に優れた枕や寝具を使うことで、体温を効果的に下げ涼しい環境をつくることが大切なのです。

室温が高く、深部体温が下がりにくい

暑い部屋だと、体の内側の温度（深部体温）がなかなか下がらず、リラックスできにくいため、深い眠りにつくことが難しくなります。

夏は睡眠時間が減る

夏は日照時間が長いため、体内時計が早くリセットされ、夜も明るく感じやすいのです。

これにより入眠が遅くなり、睡眠時間が短くなる傾向があります。

高湿度による不快感

湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体表に汗が残るため、べたつきや不快感が生じ、睡眠の質が低下します。

寝具や衣類が体に密着し、冷却効果が低下する

寝具や服が体にぴったり密着すると、空気の流れが悪くなり、熱がこもりやすく、体温が下がりにくくなります。

---

以上が、夏の夜、眠れない理由でした。

もう一度、まとめておきますね！

続いて、寝苦しい夜を快適にする為の対策について紹介しますね！

どうしたら快適に眠れるの？寝苦しい夜のエアコン対策

まくら株式会社が、1,223人を対象にアンケートを行った結果、「夏の夜は、エアコンを使っていますか？」の質問に、

「毎日つけている」46.6％、
「夜中にタイマーで切る」25.2％、
「予めつけておき、寝る前に切る」11.1％

と回答しており、あわせると74.8％ほど人が、夏の夜にエアコンを使用していることがわかりました。

近年は気温がどんどん上昇しており、エアコンなしでは快適に過ごすことがほぼ不可能な状況になっています。

エアコンを使わない高温多湿の環境は、体温調節を妨げて寝付きにくく、深い睡眠を阻害します。

だからこそ、寝苦しい夏の夜に快適に眠るには、室温管理に気を付けなくてはいけないのです！

夏のエアコンの設定温度は、何度にすればいいの？

夏の夜に眠れない人は、部屋の温度と湿度を理想的な状態に保つことが重要です。

なぜなら、高温多湿の環境は、体の自然な冷却を妨げ、深部体温が下がらずに寝つきにくくなる原因となるからです。

エアコンの設定を24～25℃、湿度を40～60％に調整することで、体がすっきり冷え、自然に眠りにつきやすい環境が整います。

この温度・湿度が、体が必要以上に熱を溜め込むことなく、自然な放熱を促し、深部体温の穏やかな低下をサポートする多くの人が「快適」と感じる範囲と言われています。

温度・湿度管理をすることで睡眠中のストレスを最小限に抑え、リラックスした状態で眠りにつくことができるでしょう！

エアコンはつけたまま寝ていいの？

寝入りの際だけエアコンをつけたり、時間設定をして眠る人もいますが、夜中にエアコンが切れて部屋の温度が高くなってくると熱さや不快感で目が覚めてしまうことがあります。

また、電気代が気になる人も多いでしょうが、実は、エアコンをつけたり消したりすると冷房の効率が悪くなり電気代が高くなるんです。

エアコンをつけっぱなしにすることは省エネにもなり、夏の夜を快適に眠ることができますね！

エアコンや扇風機の冷風は直接当たらないように

直接、風が体に当たると冷えすぎや不快感を招くため、風向きや風量を工夫して、均一な冷却効果を得る必要があります。

これにより、快適な室内環境が保たれ、眠りやすくなります。

実際、上向きや斜めに調整してみると、部屋全体の空気が循環し穏やかな涼しさが得られます。また、風量も適切に設定することで、過度な冷えを防げます。

エアコンや扇風機を使用する際には、風の向きや風量も気にしてみてくださいね！

---

ここまでが、寝苦しい夜のエアコン対策についてでした。

次に、夏の暑さをエアコンだけに頼らず、枕や寝具で工夫できる方法について解説していきますね！

夏の夜は枕や寝具で工夫｜夏向け寝具の選び方

エアコンで涼しくするだけでなく、通気性に優れた寝具や、体に触れる面積の少ない掛け布団・敷き布団、枕を選ぶと汗がすぐ蒸発し、より快適な睡眠が得られます。

実際にアンケートでは、
「快適に眠るために、寝具を工夫していますか？（複数選択可）」と質問をしたところ、
「冷感素材の寝具を使っている」が最も多く38.3％でした。

次に多かったのが、
「夏用の薄掛け布団やガーゼケット、タオルケットを使っている」で28.4％

と、快適に眠るために掛け布団やシーツなどの掛け敷き寝具で工夫している人が多かったです。

一方で、「ひんやり枕や冷感枕カバーを使用している」19.1％、
「通気性の良い枕（パイプ枕、そばがら枕など）を使っている」4.3％、
「枕の高さや素材を夏向けに変えている」1.8％

と、寝具の中でも枕や枕カバーで工夫している人はまだまだ少ない結果となりました。

また、「特になにもしていない」26.1％
と寝具の工夫をしていない人も4分の1ほどいました。

ガーゼケットや敷きパッドなどの掛け敷き寝具だけでなく、頭を冷やすことでもたらす快眠効果もある頭が涼しく使える枕についても紹介していきますね！

通気性と吸湿性の高い、涼しく感じられる素材の寝具を選ぶ

夏向けの素材の中でも、麻（リネン）の寝具は夏の快眠に最適です。

繊維が汗をすばやく吸収して放出し​、通気性にも優れているため、寝苦しさを軽減し、汗をかいてもベタつかずさらっとした感触が続きます。

また、肌に触れる面積が少なく、摩擦を抑えることで快適な睡眠環境を実現します。

麻素材の寝具を選べば、湿度の高い夜も涼しく快適に過ごせるのでおすすめです！

麻・リネン

通気性・吸湿性・放湿性に優れ、独特のシャリ感があり、肌に張り付きにくい。

ガーゼ素材

通気性・吸湿性が高く、洗うほどに柔らかくなり肌触りも良い。

綿（コットン）

吸湿性に優れ、汗をしっかり吸収してくれる。洗濯しやすい。

い草

天然のひんやり感とさらりとした肌触り。汗や足のニオイを軽減する効果も期待できる。

接触冷感素材

触れるとひんやり冷たく感じるため、寝返りのたびに涼しさを得られる。

頭を冷やして寝るのはいいの？

後頭部を冷やすと脳がリラックスし、アルファ波が増加して寝つきやすくなります！

汗を抑え不快感も軽減するため、脳を休息させ、熱の放出を促します。

ただし、冷やしすぎは逆効果になる可能性もありますので、心地よいと感じる程度の冷却を心がけましょう。

暑い夜も、寝具だけでなく快眠に繋がる枕や枕カバーで頭を冷やすことも効果的です！

通気性にとことんこだわった「夏の夜も涼しく眠れる枕」がおすすめ

　
アンケート結果をみると「夏向けの枕や冷感素材の枕を使用したことがありますか？」と質問したところ、

「気になっているが、まだ試したことがない」が45.7%　
と割合が高いようです。

そこで、夏向けの枕を使ったことがない人に最もおすすめしたい枕が、夏向けの枕のポイントをおさえた『夏の夜も涼しく眠れる枕』です！

この枕を使うことで夏の夜に目覚めることもなく一晩中、快適な眠りをとることが期待できるでしょう。

通気性のよい蒸れない枕

通気性に優れる枕はメッシュ構造などで熱・湿気を逃がし、蒸れにくい快適な状態を維持してくれます。

吸収性の高い枕

寝ている間、特に頭部は多く汗をかくので、吸水性の高いカバー（パイルやコットン素材）が、べたつきや寝苦しさを軽減します。

洗いやすい枕

洗える枕や取り外し可能なカバーなら、雑菌・ニオイのもとになる汗や皮脂を洗えていつでも清潔に保つことができて安心です。

最近はシャワーで丸洗いでき、乾燥も早い製品が増えています。

---

ここまでが、夏の夜は枕や寝具での対策でした。

次に具体的に、夏におすすめの枕や寝具を紹介していきますね！

夏に眠れない人におすすめの枕・寝具を紹介

夏の夜も涼しく眠れる枕（枕カバー 付き）

夏の寝苦しさから解放！通気性にとことんこだわった枕

熱帯夜も快適に眠れる通気性と涼感に優れた機能性の高い枕。

ほぼ空気層で構成されている熱がこもりにくい特殊ファイバーと吸湿速乾パイル生地で、寝汗によるベタつきを軽減します。

高さ調整可能な2層構造で、自分好みの寝心地にでき、頭に優しくフィットするジェルシートが体圧を分散し、スムーズな寝返りをサポート！

本体はシャワーでさっと流してすぐ乾き、カバーは洗濯機で洗えるのでお手入れも簡単です。

使ううちにへたりが気になったら、お湯をかけることでふわ～っと元通りになるので、長く愛用することができます。

寝苦しい暑い季節にこそ、頭の涼しさを実感してほしい枕なので、気になった人はクリックしてみてくださいね！

公式サイトで詳細を調べよう14,800円

　

---

そば夢物語

高温多湿の日本に最適！洗える高品質のそばがら使用

高吸湿・高通気なので、寝汗などの余分な水分を吸収し、外に逃がしてくれるので、ムレにくく快適な寝心地！

高温多湿な日本の風土にピッタリなので、そばがら枕は長く愛されています。

天然ひのきチップを配合し、ふっくらした風合いのガーゼカバー付きで、高さ調整も可能。

そばがら特有のひんやりサラッとした清涼感があり、蒸し暑い季節でも寝つきやすい枕です！

公式サイトで詳細を調べよう6,980円

　

---

THE EARTH PILLOW（アースピロー）

通気性バツグンの洗える清潔枕！

3Dポリゴンメッシュの立体構造の為、枕の90％以上が空気層で形成され、空気の流れを生むことで熱やムレを和らげる超・高通気性を実現！

水を通しやすく丸洗いができるのでいつでも清潔に使え、速乾性にも優れている為、手軽にメンテナンスができます。

3Dメッシュを何層にも重ねることで、仰向き・横向き寝どちらの寝姿勢にも自然にフィットし、寝返りしやすい高反発性と弾力性を備えた枕。

まるで浮いているような寝ごこちで、長く使える自信があるからこその7年間品質保証つきだから安心！

公式サイトで詳細を調べよう7,980円

　

---

麻夢物語 敷きパッド

ポコポコ麻が気持ちいい麻敷きパッド

天然麻の柔らかくやさしい肌触りと高い通気性が魅力！

ポコポコ立体的な作りで肌にはりつかず熱を逃し、湿度や気温が高い夏の夜でも快適な寝心地です。

接触冷感のように冷たくなりすぎず、天然素材の自然な清涼感を与えるため、朝まで涼しさを感じられます。

厚手で丈夫、洗濯にも強く、落ち着いたデザインなので自分用にもギフト用にも人気！

暑い夜の不快感を解消したい人におすすめしたい敷きパッドです！

公式サイトで詳細を調べよう7,980円

---

Fabric Plus（ファブリックプラス） 無添加 5重 ガーゼキルトケット

使うほどにふんわり育つガーゼケット

洗うたびにふんわりしながらも肌なじみが良くなり、体に寄り添いフィットする天然素材のガーゼケット！

夏はエアコンで少し肌寒く感じる時にもさらっと1枚かけるだけで優しくつつみこまれ、冷えを防いで手軽に温度調整ができます。

冬は、他の寝具と重ねて暖かく、1年通して快適に使えるので1枚持っておくと便利！

毛羽立ちにくく速乾性も抜群でお手入れも楽々だから、敏感肌の方からお子様、ご年配の方まで安心してお使いいただけます。

タオルケットとは違ったガーゼケットならではの肌ざわりが心地よい眠りを誘います。

公式サイトで詳細を調べよう6,270円

---

ほかにも毎日のルーティンで夏も快適に眠れる方法

1つ1つ紹介していきますね。

ポイント1｜寝る1～2時間前にぬるめの湯船に入ろう

ぬるめの湯船に浸かると血行が促進され筋肉の緊張が和らぎ、体温が下がりやすくなるためリラックスして眠りに入りやすくなります。

ポイント2｜寝る前に水を飲む

快適な眠りには深部体温を下げる必要があります。

寝る前に水分補給し、脱水や血流の悪化を防ぐことで、睡眠中の健康リスクも軽減されます。

ポイント3｜寝る前にパソコンやスマートフォンなどを見ない

ブルーライトは体内時計を乱し、眠りを促すホルモンのメラトニン分泌を抑えるため、寝る前のスマホやPC使用は控えましょう。

代わりに、読書や軽いストレッチなどリラックスできる活動を行うことで、脳が落ち着き、自然な入眠が促進されます。

ポイント4｜入眠前のルーティンを決めておく

毎晩のルーティン（ストレッチ、音楽鑑賞、お茶など）で脳に就寝の合図を送り、体内時計を整えると自然な入眠が促進されます。

ポイント5｜朝日を浴びる

朝日を浴びると体内時計がリセットされ、夜のメラトニン分泌が正常化されます。
毎朝はカーテンを開け、自然光を取り入れるよう意識しましょう。

ポイント6｜冷えやすい人は長袖長ズボン

夏場の冷房下で冷えを感じる場合、薄手の長袖や長ズボンで体温を保つと快適な睡眠が得られます。
また、暑がりの家族と一緒の部屋で寝る時なども快適に眠れるでしょう。

---

以上が、毎日のルーティンで夏も快適に眠れる方法でした。

もう一度振り返っておきますね！

おわりに｜エアコンだけでなく、枕や寝具を工夫して夏の夜も涼しく快適に眠りましょう！

夏の不眠対策は、エアコンで部屋の温度・湿度を適切に保つだけでなく、通気性や冷感効果に優れた枕・寝具を選ぶことが重要です。

快適な寝室環境で、自分に合った寝具を使うことで暑さを軽減し、夏の夜も質の高い睡眠をとりましょう！

【最新】この記事で紹介してきた夏におすすめの枕・寝具はこちら