「自分の体に合うマットレスが見つからない…!」
「スプリングなしのマットレスってどんなもの?」
そんな疑問を抱いている方は、意外と多いのではないでしょうか。
この記事では、ノンスプリングマットレスの基本的な特徴から、そのメリット、選び方のポイントまでを詳しく解説します!
この記事を読むことで、マットレスに関する悩みを解消し、自分にぴったりの寝具を見つけるヒントが得られるはずです。
快適な睡眠をとるためにぜひお役立てください!
ノンスプリングマットレスとは?
ノンスプリングマットレスとは、コイルスプリングを使用せず、ウレタンフォームやファイバー(樹脂)素材などのクッション材で作られたマットレスのことです。
ここでは、ノンスプリングマットレスの特徴について詳しく解説していきます。
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう!
特徴1|耐久性と寿命
耐久性に関しては、残念ながらノンスプリングマットレスはコイルマットレスにやや劣る傾向があります。
その理由は、水分や寝汗によって素材の柔軟性が少しずつ失われていくからです。また、水に強いタイプでも、熱や紫外線には弱い場合が多いです。
そのため、長く使うためには耐久性の高い素材で作られたマットレスを選ぶことが重要です。
特徴2|通気性・蒸れやすさ
ノンスプリングマットレスは、素材がぎっしり詰まっている構造のため、通気性が劣る場合があります。
ただし、高反発マットレスや、メーカーによって通気性を向上させた商品もあります。
通気性の良い素材や工夫が施された製品を選ぶことで、このデメリットをカバーすることができます。
特徴3|寝心地・感触
ノンスプリングマットレスは、ふわっとした柔らかい寝心地が特徴です。
一方で、コイルマットレスのようなスプリングの弾力を感じる「ボヨン」とした寝心地とは異なります。
最終的には好みによって、自分が心地よいと感じるタイプを選ぶことが大切です。
特徴4|環境への影響
コイルマットレスは金属部分が多いため廃棄が難しいのに対し、ノンスプリングマットレスは燃える素材が多く、処分が比較的簡単です。
その結果、環境への影響が最小限に抑えられるため、環境保護の観点からも注目されています。
特にヨーロッパでは、この点が評価され、ノンスプリングマットレスが普及しています。
以上が、ノンスプリングマットレスの特徴です!
ここまでの内容をまとめておきますね。
次は、ノンスプリングマットレスのメリットについて解説します!
ノンスプリングマットレスのメリット
ここでは、ノンスプリングマットレスのメリットについて詳しく解説します!
それでは、それぞれのポイントを見ていきましょう!
メリット1|軽量で持ち運びやお手入れが簡単
ノンスプリングマットレスは、素材によりますが非常に軽量なタイプもあります。
以下はシングルサイズの一般的な重さの目安です:
・ノンスプリングマットレス:約7〜15kg
・コイルスプリングマットレス:約20〜30kg
重量が軽いため、搬入や引っ越し、ベッドの配置換えもスムーズに行えます。
また、定期的なマットレスのメンテナンスも簡単になるので、長く衛生的に使いたい方にぴったりです。
メリット2|収納がしやすい
スプリングを使用していないため、ノンスプリングマットレスは折りたたみや収納がしやすいのも特徴です。
三つ折りタイプのマットレスは、敷布団のように押し入れやクローゼットに片付けることができるため、限られたスペースを有効活用できます。
メリット3|価格が比較的手頃
ノンスプリングマットレスは構造がシンプルで製造コストが抑えられるため、比較的手頃な価格で購入できる商品が多いです。
さらに、素材によってはコンパクトに梱包して配送できるため、運送料も低めに抑えられます。これにより、予算に限りがある方にも選びやすいのが特徴です。
メリット4|手軽に処分できる
ノンスプリングマットレスは軽量で分解しやすいため、家庭ごみとして廃棄可能な場合が多いです。
例えば、以下のように素材ごとに分別して処分できます。
・側生地:資源ごみ
・ファスナー:燃えないごみ
・ウレタン・ラテックス:燃えるごみまたは燃えないごみ
(※廃棄方法は地域によって異なりますので、事前に確認してください。)
コイルマットレスは重くて分解も難しいため、粗大ごみとしての廃棄が必要になることがほとんどです。搬出にも手間がかかる点を考えると、ノンスプリングマットレスの処分がしやすいというのは大きなメリットです!
※ただし、一部のノンスプリングマットレスでは分解が難しい場合もあります。
ノンスプリングマットレスのメリットを以下にまとめました。
次は、ノンスプリングマットレスの選び方について解説します!
ノンスプリングマットレスの選び方のポイント
ノンスプリングマットレスを選ぶ際に押さえておきたいポイントについて解説します!
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
選び方1|自分に合った素材を見極める
まず、素材選びは寝心地や使用感に大きく影響するため、重要なポイントです。
以下に代表的な素材とその特徴を挙げます:
①高反発ウレタンフォーム|コストパフォーマンス重視の方におすすめ
・やや硬めで適度な弾力性
・比較的安価で、コスパが良い
・表面加工がされているものは通気性が改善される
②高弾性ウレタンフォーム|寝心地にこだわる方に最適
・柔らかめで弾力性が高く、心地よい寝心地
・高反発ウレタンより高価
・表面加工で蒸れにくいものを選ぶと◎
③ラテックス|環境意識の高い方におすすめ
・柔らかくて弾力性が抜群
・天然素材でエコフレンドリーだが高価
・重量があるため、ベッド上での使用が最適
④低反発ウレタンフォーム|体圧分散を求める方におすすめ
・柔らかく体のラインにフィット
・寝返りが打ちにくいが、特定の部位に優しい
・通気性が低いため、二層構造の製品がおすすめ
⑤高反発ファイバー|蒸れやすさが気になる方に最適
・硬めで通気性が非常に良い
・丸洗い可能で衛生的
・通気性をさらに高める側生地がおすすめ
自分の好みや生活スタイルに合わせて最適な素材を選びましょう。
選び方2|硬さの基準を考える
硬さの選び方は、以下の3つの要素(体重・寝方・好み)を掛け合わせて考えるのがコツです!
①体重による選び方
・太め(BMI 25以上):硬めが体の沈み込みを防ぎやすい
・普通(BMI 18.5~25未満):中間の硬さが適応しやすい
・細め(BMI 18.5未満):柔らかめが圧迫感を軽減
②寝方による選び方
・仰向け:普通から硬めが適している
・横向き:普通から柔らかめが負担を軽減
③好みによる選び方
・硬い寝心地が好きな人:硬めを選ぶと快適
・柔らかい寝心地が好きな人:柔らかめを選ぶと満足感が高い
選び方3|適切な厚さを選ぶ
マットレスの厚さが不足していると、「底つき感」が出てしまい、快適に眠れません。
体重に応じた十分な厚みのあるものを選ぶことで、体への負担を軽減できます。
選び方4|耐久性や寿命をチェックする
耐久性はマットレスの素材の密度に依存します。
高密度のウレタンフォームやラテックスは耐久性が高く長持ちします。
湿気の多い環境ではウレタンフォームが劣化しやすいため、除湿対策を行い、パッドで保護するのがおすすめです。
選び方5|通気性の良さを確認する
通気性を重視する場合は、以下のポイントを参考にしてください。
・高湿度の地域に住んでいる場合:通気性の高い素材(例:高反発ファイバー)が適しています。
・蒸れやすい場合:マットレス下に除湿シートを敷いたり、定期的に壁に立てかけて湿気対策を行うと良いでしょう。
ノンスプリングマットレスの選び方を以下にまとめました。
これらのポイントを押さえて、快適な睡眠をサポートするマットレスを選んでください!
おわりに|自分にぴったりのノンスプリングマットレスをお探しの方には、nemuliパーソナライズマットレスがおすすめ!
今回は、ノンスプリングマットレスの特徴やメリット、選び方のポイントについて詳しく解説しました!
「自分に合ったノンスプリングマットレスを見つけたい!」という方には、自分の体型や寝姿勢に合わせてカスタマイズできる『nemuliパーソナライズマットレス』をおすすめします!
『nemuli』のマットレスは、身長別にマットレスをパーソナライズできる新しいマットレスです。
商品名 | nemuli 身長別で選べる横向き寝マットレス |
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最安価格 | 77,000円~ |
サイズ・重量 | 【シングル】97cm×195cm×12cm /19.7kg 【セミダブル】120cm×195cm×12cm / 23.38kg 【ダブル】140cm×195cm×12cm / 27.08kg |
素材 | 中材:ウレタンフォーム、カバー:ポリエステル100% |
製造 | 日本製 |
お手入れ方法 | ・月に1回程度、風通しのいいところで自然乾燥させてください。その際は日陰干しでお願いします。 ・水洗いはできません。汚れが気になる場合は、濡れたタオルなどで押し洗いをしてください。使用する際は、必ず乾燥した状態でお使いください。 ・マットレスカバーは洗濯が可能です。カバーのジッパーを開けて取り外し、水と中性洗剤で優しく手洗いをしてください。丁寧に絞って余計な水気をとった後、風通しの良いところでしっかりと乾かしてからマットレスにカバーを戻して下さい。 ※乾燥機の使用はお控えください。 |
お支払い方法 |
身長別にパーソナライズされたマットレス
通気性の良いウレタン製で、多様な使用シーンを考慮して設計されているため、現在使っているマットレスの上に重ねてマットレストッパーとしても、直接床やベッドフレームに敷いてマットレスとしても使えます。
独自のアルゴリズムでウレタンの形状や配置を調整し、個々の身長にあわせて最適なマットレスを提供できるため、自分にぴったりな寝心地を実現できます。
完全オンラインで購入が可能なので、忙しい方や迅速に寝具が必要な方にも最適です。マットレス選びに失敗したくない方、寝心地にこだわる方にもおすすめです!
ノンスプリングマットレスについてよくある質問
ノンスプリングマットレスについてのみなさんの疑問にまるっと回答していきますね!
スプリングがないマットレスの素材は何ですか?
まず、スプリングがないマットレスは、一般的に「ノンスプリングマットレス」と呼ばれ、バネ(スプリング)を使用せずに別の素材で作られたマットレスを指します。
主にウレタン・ラテックス・ファイバーなどの素材を使用していることが多いです。
コイルなしのマットレスのデメリットは?
メリットが多い一方で、これらのデメリットもあります。
・ウレタンやフォーム素材は密度が高く、通気性が低く、湿気がこもりやすい
・素材によりますが、長期間の使用でウレタンやフォームは、長期間の使用でへたりやすい場合がある
・柔らかすぎると寝返りが打ちにくく負担になる
・体重が重い人やしっかりした寝心地を好む人にはサポート力が不足する場合がある
・一部のノンスプリングマットレスでは、サイズや厚みに制限がある場合もある。
デメリットを考慮しつつ、自分の体型や使用環境に合ったノンスプリングマットレスを選ぶことが大切です。
ノンコイルマットレスは耐久性に優れている?
ノンコイルマットレスの耐久性は、スプリングマットレスに比べて劣る場合があるものの、高品質な素材や適切なメンテナンスを行えば、十分長く使用できます。
特にラテックスや高密度ウレタンフォームを選ぶと、耐久性をさらに高めることができます。
ポケットコイルマットレスはスプリングですか?
ポケットコイルマットレスはスプリングを使用したマットレスの一種です。
ポケットコイルマットレスは、コイル(バネ)が一つひとつ独立して布製の袋(ポケット)に包まれており、それがマットレス内部に配置されています。
スプリングなしのマットレスの捨て方は?
コイル(スプリング)無しのマットレスであれば、お住いの地域により差はありますが、自力で細かくして通常ごみとして処分することが可能です。
費用はかかりませんが、解体するにはかなりの手間と労力が必要となります。
その為、実際のところは、粗大ゴミシールの購入し、粗大ゴミとして出すことができることが多いでしょう。
なお、スプリングが入っているマットレスの場合は、粗大ゴミとして回収ができない自治体が多く、店舗での引き取りや民間事業者へ依頼する必要があります。