『マットレスの選び方ってどうすればいいの?』
『腰痛や肩こりに影響するマットレスの選び方や、理想のマットレスって?』
マットレスは、硬さや反発力、素材によって寝心地が大きく異なります。
そして、自分の体に合わないマットレスを使用していると、体に負担をかけてしまい、腰痛や肩こりの原因になることもあります。
だからこそ、自分にぴったりのマットレスを選ぶことがとても重要です。
しかし、マットレスを選ぶ際にどんなポイントに注目すれば良いのか、どのようなマットレスが理想的なのか、悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、マットレス選びの重要な視点や理想的なマットレスの見つけ方について解説します!
- 自分に合った理想的なマットレスとは?役割から見極め方を徹底解説
- マットレスの選び方|硬さ・反発力・素材で選ぶ
- マットレスの種類はどんなものがある?種類と特徴を比較
自分に合った理想的なマットレスとは?役割から見極め方を徹底解説
寝姿勢には大きく分けて仰向け・横向き・うつ伏せがありますが、最も効果的な寝姿勢とされるのは体圧が均等に分散される仰向けです。
質の高い睡眠を得るためには、全身の血液が滞りなく循環することが重要です。
そのため、背骨が自然なS字カーブを維持できる状態であれば、体にかかる圧力が均等に分散されます。
これにより、立っているときの姿勢を横にしたような、理想的な寝姿勢を保てるマットレスが最適です。
ただし、寝姿勢は人それぞれ異なるため、横向きやうつ伏せが心地良いと感じる方もいます。
そのため、どの寝姿勢でも体圧をしっかり分散できる硬さを持つマットレスが理想的と言えるでしょう。
この章では、マットレスの役割から、失敗しない選び方のポイントまでを詳しく解説します。
- マットレスの役割は、体圧によりかかる身体の負担の軽減と吸湿放湿の機能の2点
- 理想的な製品は、自分の体の大きさや寝姿勢・寝返りのしやすさで選ぶ
- 自分の体に合わないマットレスを選ぶと、腰や肩に負担がかかり、腰痛や肩こりにつながるリスクも
マットレスの役割とは?
マットレスの役割は、体圧を分散し体への負担を軽減することと、吸湿・放湿によって快適な睡眠環境を作ることです。
- 体にかかる横になった時の体への圧力を分散する
- 吸放湿性で快適な睡眠をサポートする
- 例えばマットレスがない場合とある場合で比較すると、体の負担を減らすこととカビやダニの発生を抑える点でマットレスが優れている
マットレスは、頭や背中、腰、足といった外側に位置する体の部位にかかる圧力を分散させ、体の負担を軽減する役割があります。
もしマットレスなしで布団を床に直接敷いて寝ると、床との接触面が硬いため、体を痛めやすく、寝心地も悪くなることがあります。マットレスを使うことで、これらの不快感や痛みを軽減できます。
さらに、マットレスは睡眠中に発生する湿気を吸収・放出し、カビやダニの発生を防ぐ効果もあります。
では、どのような基準でマットレスを選べば、その機能を十分に発揮できるのでしょうか?
理想的なマットレスの選び方とは?
マットレスは、硬すぎても柔らかすぎてもよくありません。体圧分散性と反発力に注目して、自分の体に合ったものを選ぶことが重要です。
- 体圧分散性と反発力でマットレスを選ぶ
- 体圧分散が優れているマットレスは、体への負担を減らせる
- 反発力が自分に合っていると寝返りが打ちやすくなる
頭や腰、足など、体の外側に位置する部位には圧力がかかりやすいため、体圧分散性に優れたマットレスを選ぶことで、体への負担を減らすことができます。
硬すぎるマットレスは、体が沈まずに凹凸部分で支えるため圧力が集中し、柔らかすぎると体が沈み込み腰に負担がかかるため、体のラインに合わせたマットレスを選ぶことが大切です。
自分に合わないマットレスを選ぶリスク
自分の体に合わないマットレスを選ぶと、腰や肩に負担がかかり、腰痛や肩こりにつながるリスクが高まります。
長期間使い続けると、体の不調が蓄積され、日常生活にも影響が出る可能性があるため、適切なマットレス選びが重要です。
- 体圧が分散出来ず、体に負荷がかかることで腰痛や肩こりの原因になる可能性も
- 体が安定しないので、姿勢を保つのにも寝返りをするにも余計な力がかかり疲れる
- 体が圧迫され血行が悪くなることで、多くの寝返りをして睡眠の質を下げてしまうこと
マットレスの選び方|硬さ・反発力・素材で選ぶ
マットレス選びでは、硬さ・反発力・素材がポイントです。これらの要素が体圧を分散し、快適な寝返りをサポートしてくれます。
この章では、それぞれの要素の特徴と選び方を解説します。
- 硬さは、寝姿勢や体重に合わせて選ぶ
- 反発力は、寝返りのサポート力で選ぶ
- 素材は、6種類で特徴や肌ざわりなど好みの寝心地で選ぶ
硬さは、寝姿勢や体重に合わせて選ぶ
体圧をしっかり分散できる硬さは、体重と寝姿勢によって決まります。
仰向け、横向き、うつ伏せなどの寝姿勢や体重に合わせてマットレスを選ぶことが大切です。
例えば、以下のような選び方があります。
体型 | 硬さ |
---|---|
重い | 高反発、硬め |
普通 | 中反発 |
軽い | 低反発、柔らかい |
寝方 | 硬さ |
---|---|
横向き | 低反発 |
うつ伏せ | 高反発、硬め |
仰向け | 中反発 |
反発力は、寝返りのサポート力で選ぶ
寝返りをしやすくするためには、マットレスの反発力が重要です。
低反発は体が沈み込む特徴があり、寝返りが少ない方におすすめです。逆に、寝返りをよく打つ方には、しっかりと体を支えてくれる高反発マットレスが向いています。
- 低反発力:体にぴったりとあうフィット感があり、弾力性や復元力も優れている
- 高汎発性:スムーズに寝がえりでき、耐久性も高い
素材は、好みの寝心地で選ぶ
マットレスの素材は、寝心地や快適さに大きな影響を与えます。
ウレタン、ラテックス、コイルなど、素材ごとに特性が異なるため、自分の好みや寝室の環境に合わせて選ぶことが大切です。
また、季節や環境に応じて、カバーの素材にも注目しましょう。
- 高反発ウレタン:体圧分散性と耐久性・反発力が高く、体への負担が少ない
- 低反発ウレタン:寝心地が良く、価格帯は安価
- ラテックス:耐久性が高く、抗菌作用からダニを寄せつけにくい
- ボンネルコイル:硬めの感触が好きな人におすすめで、通気性が良い
- ポケットコイル:体圧分散性に優れ横揺れも少なく、寝心地と通気性が良い
- ファイバー:丸洗いが可能で通気性が非常に高い
- 綿(コットン):吸水性・吸湿性が高く、肌触りも良い
- ポリエステル:吸水性・吸湿性は低いですが、耐久性が高く、ツルツルとした肌ざわり
- レーヨン:吸水性・吸湿性は高く柔らかく滑らかな肌ざわりですが、摩擦に弱いという欠点もある
マットレスの種類|特徴と選び方を比較
マットレスの種類は、素材や構造によって分かれ、それぞれの性能に違いがあります。
体圧分散性、反発力、通気性を基準に、自分に合ったマットレスを見つけましょう。
それぞれの特徴を理解し、体型や睡眠環境に合わせて選ぶことで、理想的な寝心地が手に入ります。
- ウレタンフォーム:比較的値段が安価なウレタン素材
- ファイバー:耐久性が高く軽いファイバー素材
- ラテックス:ゴムの木から出る白い液体が原料の天然素材
- コイル:「ポケットコイル」と「ボンネルコイル」の2種類があり、中にコイルが入っている構造のマットレス
4種類それぞれの体圧分散性・反発力・通気性は以下のような特徴があります。
マットレスの種類 | 素材 | 体圧分散性 | 反発力 | 通気性 |
---|---|---|---|---|
ウレタンフォーム | スポンジ | 〇 | △ | ✕ |
ファイバー | ポリエチレン樹脂 | △ | 〇 | 〇 |
ラテックス | 天然ゴム | 〇 | ✕ | ✕ |
コイル | スプリング | 〇 | ✕ | △ |
マットレスの素材別解説!おすすめ素材とその特徴をご紹介
- ウレタンフォームは収納や安さ重視の人向け
- ファイバーは衛生面重視の人向け
- ラテックスは寝心地重視の人向け
- コイルには「ボンネルコイル」と「ポケットコイル」の2種あり、特徴をみながら耐久性重視の人向け
マットレスには大きく分けて4つの素材があります。それぞれの特徴を踏まえて、どのような人におすすめかを解説します。
ウレタンフォームは、軽くて収納性に優れ、厚みがないため、1人暮らしの方や手軽に使いたい方にぴったりです。さらに、低価格帯の商品が多いのでコスパ重視の方にもおすすめです。
ファイバーは、4種類の中で唯一丸洗いが可能な素材です。また、カビやダニを防ぐ効果が高いため、衛生面を重視する方に最適です。清潔さを維持したい方にはおすすめの選択肢です。
ラテックスは、自然由来の素材で、柔らかく快適な寝心地が特徴です。少し高価ですが、寝心地を優先したい方や、環境に配慮した製品を選びたい方に向いています。
コイル型マットレスは、ボンネルコイルとポケットコイルの2種類があります。
どちらも耐久性が高く、長く使えるのが特徴です。ボンネルコイルは頑丈で体格が大きい方に向いており、ポケットコイルは横揺れが少なく、複数人で寝る場合に最適です。
ただし、コイルマットレスは重量があり、移動が大変な場合もあります。
また、詰め物によっては背中に金属が当たることがあり、ご年配の方や腰痛持ちの方には不向きな面もあるため、こうした方にはコイル以外のマットレスが推奨されます。
【最新版】マットレス選びで失敗しない!パーソナライズマットレスがおすすめ
これまで『反発力』や『体圧分散性』の重要性について解説してきましたが、最終的に重要なのは、これらが自分の体格にしっかり合っているかどうかです。
「どちらのマットレスが自分に合うのか分からないし、失敗はしたくない!」という方には、『nemuli』マットレスがおすすめです。
『nemuli』マットレスは、自分の身長に合わせてマットレスをカスタマイズできる新しいタイプのマットレスです。ウレタンの柔軟な形状加工を活かして、自分に最適な硬さや形状に調整できます。
さらに、通気性の良いウレタン素材を使用し、さまざまなシーンに対応可能です。
・現在使用しているマットレスに重ねてマットレストッパーとして使用
・直接床に敷いて敷布団代わりに使用
・ベッドフレームに置いてマットレスとして使用
独自のアルゴリズムで、体の特徴に合わせてウレタンの形状や配置をデザインできるため、自分にとって最も快適な寝姿勢に対応するマットレスが選べます。
また、オンラインで簡単に購入できるため、忙しい方やすぐに自分に合った寝具を手に入れたい方にも最適です。
商品名 | nemuli 身長別で選べる横向き寝マットレス |
---|---|
最安価格 | 77,000円~ |
サイズ・重量 | 【シングル】97cm×195cm×12cm /19.7kg 【セミダブル】120cm×195cm×12cm / 23.38kg 【ダブル】140cm×195cm×12cm / 27.08kg |
素材 | 中材:ウレタンフォーム、カバー:ポリエステル100% |
製造 | 日本製 |
お手入れ方法 | ・月に1回程度、風通しのいいところで自然乾燥させてください。その際は日陰干しでお願いします。 ・水洗いはできません。汚れが気になる場合は、濡れたタオルなどで押し洗いをしてください。使用する際は、必ず乾燥した状態でお使いください。 ・マットレスカバーは洗濯が可能です。カバーのジッパーを開けて取り外し、水と中性洗剤で優しく手洗いをしてください。丁寧に絞って余計な水気をとった後、風通しの良いところでしっかりと乾かしてからマットレスにカバーを戻して下さい。 ※乾燥機の使用はお控えください。 |
お支払い方法 | ![]() |
身長別にパーソナライズされたマットレス
横向き寝の方に最適なサポートを提供するために、身長に合わせた設計がされたマットレスです。
体圧を均等に分散させる高品質ウレタン素材を使用し、肩や腰に負担をかけず、快適な眠りをサポート!
身長に応じて各部位に最適な硬さや柔らかさを調整しているため、自分の体にぴったりとフィットした快適な寝心地を実感できます。
横向き寝でラクに使えるマットレスなので、気になった人はクリックしてみてくださいね!
マットレスに関するよくある質問
ここでは、マットレスに関するよくある疑問について解説します。疑問を解消して、あなたにぴったりの寝具を選びましょう!
マットレスと腰痛は関係がある?
自分に合わないマットレスを使うと、不自然な姿勢で寝ることになり、腰に負担がかかることがあります。
たとえば、硬すぎるマットレスを使用すると、体が十分に沈まず、頭、背中、腰、足に余計な圧力がかかり負担が増します。
逆に柔らかすぎるマットレスでは、体が沈み込みすぎて背中がくの字に曲がり、腰に圧力が集中してしまい、腰痛につながる可能性があります。
自分の体に合ったマットレスを選ぶことが、腰に負担をかけないために重要です。
マットレスと肩こりは関係がある?
硬すぎる、または柔らかすぎるマットレスを使用すると、余計な負担がかかり、血行不良が原因で肩こりにつながる可能性があります。
特に横向きで寝る場合、肩に圧力がかかりやすく、硬すぎるマットレスでは肩周りの筋肉が圧迫されやすくなります。肩に負担をかけないためには、首をしっかり支える弾力性のあるマットレスを選ぶことが大切です。
また、古くなったマットレスは適切な硬さを維持できない場合もあるので、劣化した製品を使っている場合は買い替えを検討しましょう。
腰痛の人に向いたマットレスの硬さは?
腰痛の原因の一つは、長時間同じ姿勢で寝続けることとされています。そのため、寝返りがしやすい硬さのマットレスを選ぶことが大切です。
体型や寝姿勢によっても異なりますが、寝返りを打ちやすいマットレスは、適度な反発力を持ち、硬すぎず柔らかすぎないものが理想です。
一般的には、硬めで高反発のマットレスが寝返りをサポートしやすいと言われています。自分の体に合わせて最適な硬さを選びましょう。