私たち人間にとって睡眠はなくてはならないもの。
そして、睡眠にかかせないのは枕ですよね!
では、動物も枕を使うのでしょうか?動物の睡眠事情はどうなっているのでしょうか?
動物の寝方と枕

実は、枕を使う動物もいるのです!
枕を使うのは私たち人間だけではないようです。
おもしろいことに動物によって枕を使ったり、睡眠のとり方もちがうので、詳しく紹介していきますね!
枕を使う動物
- クマ…他のクマの身体に頭をのせたり、岩を枕代わりにして仰向けやうつ伏せで寝ます。
- ライオン…複数で睡眠をとる習性があり、仲間同士で重なり合い、お互いを枕にして眠ります。
- キリン…眠るときは長い首を立てたまま座って眠るのですが、熟睡し始めると長い首を曲げ、自分のおしりを枕にします。
- ゾウ…周りにある草木を集め、それで簡易な枕を作り、そこに頭を乗せて寝ます。
- 犬・猫…クッションや手を枕代わりにして寝ます。
動物の睡眠時間の違い

動物によって、睡眠時間はさまざまです!
動物の睡眠時間
- コアラ…睡眠時間が最も長い動物(22時間/1日)
- キリン…睡眠時間が最も短い動物(20分/1日)
コアラは、1日に22時間ほど眠ります。
というのも、主食のユーカリの葉に含まれる青酸カリ系の毒素を分解するのにエネルギーが必要なためなのです!
反対に最も睡眠時間の短い動物がキリン。
もともと臆病な動物なので、まわりを警戒し、いつでも立てるように浅く寝ています。
1日わずか20分ほどしか眠らないと言われており、熟睡しているのはそのうち1、2分だともいわれています!

驚くことに眠らない動物もいるんです!
眠らない動物
- イルカやクジラ…脳を片側ずつ休ませる「半球睡眠」で、泳ぎながらも呼吸や警戒が可能。
- 渡り鳥…「半球睡眠」で、短い睡眠を繰り返しながら、長距離を休まずに飛び続けます。
- マグロやカツオ…回遊魚は生涯を通して泳ぎ続けますが、明確な睡眠時間は確認されていません。泳ぎながら短い休息をとっていると考えられています。
まとめ|人間だけでなく動物も身近なものを使って枕にしているんですね!
動物は、身の回りのものを巧みに利用し、思い思いのスタイルで休息をとっています。
もし、動物を見る機会があれば、眠っている姿にも注目してみると面白いですね!
そして、動物だけでなく、私たちも快適な睡眠をとる為には自分に適した枕を使うことが大切です。

最後に、ちょっとお昼寝したい時におすすめの枕を紹介しますね!