・枕を使っている人は、9割以上。枕は大多数の人に使われている。
・枕を使っていない人は、6%程度。男性よりも女性の方が、使っていない人の割合が多い。
・枕を使っていない人は、若い年代ほど多い傾向にある。年代別では10代が多い。
現在、枕を使っているかどうかの調査では、全体の93.7%が「使っている」と回答。「使っていない」(6.3%)を大きく上回る結果となり、大多数の人が、就寝時に枕を使っていることが分かった。
「使っていない」と回答した約6%に関しては、男性よりも女性の方が、割合が多かった(男性:4.5%、女性:7.1%)。また年代別で比較すると、若い年代ほど、枕を使っていない傾向にあり、10代(9.3%)がもっとも多い結果となった。体型別で比較すると、標準体型とやせ体型の方が、がっちり体型・ぽっちゃり体型よりも、枕を使っていない割合が多かった。
この結果から、枕は睡眠時に必要不可欠なアイテムとして普及していることが分かる。しかしながら一定数、枕を使っていない人は存在し、若年層ほどその傾向が強いことが分かる。若年層ほど睡眠の悩みが少なく、枕の必要性についても関心が低いと考えられる。なお、枕の役割は仰向けに横たわったときに、敷寝具と首から後頭部の隙間を埋め、頭を適切に支えること。女性や、標準・やせ体型に枕を使っていない人の割合が多くみられるのは、体型的に敷寝具との隙間が少なく、枕の必要性を強く感じていない人が多くいるからと考えられる。最近では、枕を使っていない人向けの枕も増えており、ニッチではあるが、今後新しい市場になりそうだ。
調査概要
調査エリア:全国
調査主体:まくら株式会社
調査期間:2021年4月12日~2023年12月末
調査対象:男女(計137,042名)
調査方法:枕と眠りのおやすみショップ!本店などで行う、オンライン枕診断を利用した、枕に関心のあるユーザーの回答結果を集計。
(注)本レポートでは小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。
(注)サンプル数が少ないカテゴリーは、グラフ上で非表示にしています。
(注)調査対象の人数は「信ぴょう性のないデータ」を取り除いた数値となっています。
(注)調査結果については、有意差検定を行っていますが、一般ユーザーを対象にした一部の調査では、検定は行わず、結果をそのまま述べているものもあります。
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