今回のテーマは、【我孫子で起業し成功した3社長に学ぶ】です。
千葉県我孫子市で起業した弊社の誕生から現在までの物語をお話させていただくものです。
また、同じ我孫子市で、同じオフィスで、同じネット通販で起業したバスリエ(株)、エコキッチン(株)の通称「我孫子ネット通販3兄弟」の物語をご紹介させていただきます。
今後の起業やビジネスのヒントになれば幸いです。
【日時】
平成27年11月28日(土曜日) 13:30~16:30まで
【会場】
中央学院大学本館2階 121教室
【参加費】
無料
【対象】
起業・創業、インターネットビジネスなどに関心のある方。市外在住者も可。
【主催】
我孫子市、NPO法人ACOBA
※我孫子ネット通販3兄弟とは?
我孫子市寿。
どこにである1件の建物。
この2階、10坪にも満たない小さな部屋から、すべての物語が始まった。
2004年4月、まくら株式会社が産声を上げた。
代表の河元智行は、枕を中心とした寝具類のインターネット通販を主として、事業を拡大していく。
そもそもインターネット通販は、インターネット環境さえ整っていれば、どこでも開業できるビジネスモデルで、田舎であるほど優位性があると言われている。
その優位性を最大限に生かすことができたのがこの部屋。
1ヶ月の家賃2万円。
インターネット通販を営むには最小限の経費で開業することができた。
ただし、デメリットもあった。
とにかく狭い。そのため、在庫を持って販売することができなかった。
開業当初は、資金もなく、在庫もなく、場所もない。だから、売れた分だけを仕入れて、売れた分だけをお客さまに発送する、いわゆる受発注でのインターネット通販でしか事業を行うことができなかった。
しかし、これが幸いした。
「売れた分だけを仕入れて売る」という低資本でもできるビジネスモデルが確立された。
事業も順調に拡大し、従業員スタッフも4人にまで増えた。いよいよ小さな部屋が手狭になってきた。
「もっと広い場所に引っ越しをしよう」
まくら株式会社は、千葉県我孫子市寿から、同じ市内の東我孫子に移転することを決めた。
その時だった。従業員スタッフの1人が、
「おれ、会社を辞めて独立したい。ここに残って、お風呂グッズのインターネット通販を始めたい」
そのスタッフの名は、松永武。
2008年8月、お風呂グッズのインターネット通販を主とする、バスリエ株式会社を設立する。
まくら株式会社が引っ越して空いた部屋を、バスリエ株式会社がそのまま引き継ぎ、インターネット通販事業を興す。
そして、バスリエ株式会社の事業も順調に拡大し、従業員スタッフも4人にまで増えた。いよいよ小さな部屋が手狭になってきた。
「もっと広い場所に引っ越しをしよう」
バスリエ株式会社は、千葉県我孫子市寿から、同じ市内の高野山に移転することを決めた。
その時だった。従業員スタッフの1人が、
「おれ、会社を辞めて独立したい。ここに残って、台所用品やキッチングッズのインターネット通販を始めたい」
そのスタッフの名は、柳川実。
2011年8月、台所・キッチングッズのインターネット通販を主とする、エコキッチン株式会社を設立する。
バスリエ株式会社が引っ越して空いた部屋を、エコキッチン株式会社がそのまま引き継ぎ、インターネット通販事業を興す。
そう、この10坪にも満たない小さな部屋から、3つのインターネット通販の会社が生まれ、そして同じビジネスモデルで事業を拡大していった。
それはまるで漫画家たちが集まった「トキワ荘」のように・・・
そして、3つ人は、「我孫子」の文字になぞり、「我孫子ネット通販3兄弟」と言われるようになった。
そう、「我孫子」という漢字には、「我」「孫」「子」の「3世代」が含まれている。
現在は、「我孫子」それぞれが、事業を拡大し、さらなる繁栄と成功を夢見て、日々試行錯誤を繰り返している。
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第三回 我孫子市 起業・創業シンポジウム(我孫子市役所ホームページ)